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Blog- Le vent se lève
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日本ヴァレリー研究会ブログ
Le vent se lève
ヴァレリーやマラルメ、サンボリストにとどまらず、文学一般、哲学・音楽・美術・映画から世界の姿まで、古き問題と最新の話題をめぐり多様な人々が集う場…...
風よ立て!……
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書評
エッセー
ヴァレリー
マラルメ
翻訳
象徴主義
検索
2022年2月6日
読了時間: 10分
『GRIHL II 文学に働く力、文学が発する力』(文芸事象の歴史研究会編、吉田書店、2021年11月)刊行に寄せて / 嶋中博章
本書のタイトルにある「GRIHL(グリール)」とは、1996年に歴史家で社会科学高等研究院(EHESS)の研究指導官クリスチアン・ジュオーと、文学研究者でパリ第三大学教授アラン・ヴィアラ(2021年6月没)を発起人として発足したGroupe de Recherches...
2022年1月8日
読了時間: 12分
『ルソーと方法』(淵田仁、法政大学出版局、2019年)/ 菅原百合絵
「渋沢・クローデル賞」奨励賞を昨年受賞した本書において、著者である淵田氏は「ルソーの方法」ではなく「ルソーと方法」こそが主題なのだと幾度か強調している。一見戸惑うような助詞の選択だが、著者の問題意識が丹念に記述されている序論を読むうちにその意味は感得されてくる。評者なりの言...
2021年12月14日
読了時間: 30分
声の交差点——エドゥアール・グリッサン『マホガニー——私の最期の時』書評 / 福島 亮
風の交差点で、数々のつぶやき声が書かれた記号にまとわりつき、 その記号は悲痛な行列となって木の実や羊皮紙のうえに並んでいる。 (『マホガニー——私の最期の時』) この果てしない海のように吹きわたる風に一度は溺れてみるんだな…… (『第四世紀』) 0. はじめに...
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